つるつるつうしん

おそらくデジタル小物のお話とかが中心。

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いちろ、おおさかへ、とうきょうへ

仕事の関係で実家に戻ってた。前に帰省したときに家族から「美味しい」と好評だったお土産は売り場がわからなくて買えず、別のお土産を買って帰った。

「前に好評やったお菓子は売り場がわからんで買えんかったわ」
「何それ何の話?」

親父は僕の買ってきたお菓子を頬張りながら言う。

「誰も覚えてないんやからええんちゃうん」

大絶賛していたのはアンタだ。

実家にいて何が便利かって、ご飯が自動的に出てくるコトだよね。

「ご飯食べる?」
「うん」
「いやまだできてへんけど」

なら聞くな。

作ってもらうだけってのも悪いんでtwitterで教えてもらった美味しいトマトスープを作ってやろうと思った。

トマトに切れ目を入れて熱湯へ入れ、皮をむく。皮むきに使った熱湯がもったいないので、あとで再利用しようと思ってボウルへ移した。

あづづづづづ!

熱湯の温度は一瞬にしてアルミのボウルに伝わった。

実家には僕の部屋がないので、夜は台所に布団をひいて寝る。そして我が家の朝は夜明け前に始まる。いつまでも寝ていると家族の邪魔になってしまうのだ。

「布団片付けるで」
「はいはい」
「布団片付けるから早く起きり」
「はいはい」

泣く泣く布団をたたんで親父に渡そうとしたら…親父はパンを焼きだした。片付けなくていいならもっと寝させて欲しかった。

そんなこんなで、ぐずぐずしつつ会社へ出勤。帰省前の東京は暖かかったので、東京より南に位置する大阪はもっと暖かいだろうと思って春物スーツにコートなしで自社へ戻った。

「アホちゃうか」

社長にあきれられた。

ものすごく寒い気はしてたんだけど、気だけじゃなかったらしい。大阪は東京よりずっと寒かった。

寒さに震えながら実家へ戻ると、親が飼っている2匹のゴールデンレトリバーがヒーターの前に陣取って離れようとしない。僕は冷え切った身体を温めたいのに。

「んなトコにだらーんって寝てたら髭切るで」
「あかんで。その髭はお父さんと同じなんやから」

母曰く、目の見えない親父は風が当たって揺れる髪で方向を感じ取っているそうだ。

驚くべき事実だった。

ただ者ではないと思っていたが犬猫と同じレベルの感覚まで身につけていたのか。今度帽子を被せてみよう。

犬をどかせて身体を温めてから向かったトイレでよろけて手をついた。ヴィ~ン。カチャッカチャッ。変な音がする。ジョボボボボボボ。

うぉぉ! ウォシュレットの水が飛んできた。

手をついた先にリモコンのスイッチがあったらしい。

翌日、また会社へ出社して社命が下った。

「来週から広島行って」

そして今、僕は東京にいる。わずか4日で引越業者の見積もりと荷物の搬出とマンションの引き渡しをするために。

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  1. 2010/02/02(火) 22:53:00|
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