僕はネットで見かけた変なニュースをスクラップする趣味がある。今までにスクラップした数はそんなに多くないけど、2005年から6年間もくもくと集めてきた。
2005年のあの日。
陸上競技大会の棒高跳びで、跳んだときに手放した棒が着地するときにお尻に突き刺さり、救急車で運ばれた高校教員の記事を目にしたときが起点となった。
勤め先と実名を公開され、さらにお尻から流血しながら苦悶の表情を浮かべている写真まで掲載されるという「生き恥を曝す」を絵に描いたような記事を目にしたときから、僕のスクラップ人生は始まった。
FitzNOTEでスクラップ
最初はFitzNOTEでスクラップを管理した。
FitzNOTEはアウトラインプロセッサなのでスクラップブック用のアプリではないが、
- 普段から使い慣れているアプリ。
- 文字と画像を同時に扱える。
- 検索機能が優れている。
- テキストエディタからのgrepに引っかる。
という点で扱いやすかった。
しかしうっかり元データを削除してしまい、前述の棒高跳びを含む大部分の記事が失われてしまった。
悔やんでも悔やみきれない大失態である。
ScrapBookでスクラップ
次にScrapBookを使った。
ScrapBookは現在Firefoxで表示している頁をボタン1発で丸ごと保存してくれるFirefox拡張。
- 原文のままのhtmlで保存してくれる。
- 余分な部分のトリミングが簡単。
と使いやすかったが、スクラップしたときのファイル数やデータ容量が莫大でいろいろと大変だった。
そしてやはり元データを削除してしまった。
Evernoteでスクラップ
次にEvernoteを使った。
Evernoteは言わずもがな、情報整理に特化したWebサービス。
僕がEvernoteでスクラップした記事(の一部)がこれ。一般公開するための有料サービスの期限が切れたまま放置してるから見られるかどーかわかんないので、スクリーンショットも載せとく。
ネットワークストレージへの保存なので元データを削除してしまう心配はなくなったが、保存した記事のレイアウト崩れが酷かった。
tumblr.でスクラップ
そしてtumblr.へ集約。
tumblr.はそのものずばりWeb上の記事をスクラップするためのWebサービス。
ただ元記事へリンクを張るだけでデータ自体を保存してくれるわけではない。元記事が削除されたら見られなくなってしまう。
でもスクラップするのが簡単で、他のヒトがスクラップした記事を自分のスクラップとして取り込めるので、記事集めの頻度が格段に上がった。
僕のtumblr.の頁はこれ。変なニュース以外もいろいろスクラップしてるけど、タグで管理しているのであとから見直すときも苦にならない。
ブログを更新していない間は、ちまちまとtumblr.でスクラップする日々を過ごしている。記事の内容は楽しいのに僕の人生は割と暗い。
あと、今日掲載したスクリーンショットにはすべてうんこの記事が載っているけど、僕はうんこ大好きというわけではないので勘違いしないでもらいたい。