つるつるつうしん

おそらくデジタル小物のお話とかが中心。

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入院中に入院

母、腹の手術で1週間入院。そして退院。入院中お世話になった看護師さんと涙の別れ。

「今日で退院ですね」
「お世話になりました」

そして次の日。

「…なんでまだいるんですか?」

手術後に動きすぎて退院の日に縫合が裂けて再手術した母であった。入院期間、1週間追加である。入院中に入院するニンゲンなんて初めて見た。

母のいる大部屋に医師が診察にやって来た。ひとりひとり診察して声を掛ける。

「もっと運動しましょうね」
「外を歩くようにしましょうね」

母の前までやって来た。

「…」
「歩くくらいはいいですよねー」
「…」

医師は何も言わなかった。

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  1. 2011/11/16(水) 20:22:00|
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同僚のダイエット

大食らいの同僚と久々に会って、一緒に食事に行った。

「何年か前に胆石ができたって聞きましたけど、どうなりました?」
「超音波で胆石を砕こうとしたけど、脂肪が邪魔で超音波が胆石まで届きませんでした」

…すげぇなアンタの脂肪。

「医者に『まずはダイエットから始めよう』って言われました」

そう言う同僚は、僕がカレーライスを3口食べる間に大盛りカレーを平らげていた。僕が食べ終わるのを手持ちぶさたに待っている。

「すみません、特製プリン追加で」

まだ食うか。

食事が終わって帰途につく途中。

「あれ? Aさんってこっちの電車でしたっけ」
「違いますけど、この路線から乗り換えた方が、歩く距離が少なくて済むんで」

あんた、絶対痩せらんねーよ。

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  1. 2011/10/02(日) 21:02:00|
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盲導犬のお仕事

うちの両親の主な仕事は、盲目であるコトを活かした(?)福祉のボランティアである。いつもは近隣の小中高学校で福祉の授業をしている。

ボランティアなので、ぶっちゃけ収入がない。どーやって生計を立てているのか謎のふたりである。

今日は母が近所の高校で黒い盲導犬を連れて講義をした。

「このように、盲導犬は主を連れて歩くだけでなく、主が仕事をしている間おとなしく待っているのも重要な仕事なのです」

かたわらに控えている黒い盲導犬を指した。講義を受ける生徒が盲導犬に注目する。

盲導犬はひっくり返って熟睡していた。

あ、痙攣した。

「きゅーきゅきゅきゅー」

甲高い鳴き声で寝言を言った。

そのとき、講義を終えるチャイムが鳴り響いた。

「キーンコーンカーンコーン…」
(びくぅぅぅぅぅ!)

チャイムの音にビックリして目を覚まし、「こ、こ、こ、ココ、どこ?」といった顔で周囲を見まわした。

そこに、主の仕事をおとなしく待っている盲導犬の姿はなかった。

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  1. 2011/09/30(金) 00:12:00|
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親父がいなくなる日

先日、実家の火事警報機を取り替えた。

翌日、バルサンを炊いた。

「ピーピーピー! 火事です。ピーピーピー! 火事です」

新しい警報機は優秀すぎた。

このままでは家の前を通るヒトが警報を聞いて消防署に通報してしまう。

その日、親父は家の前に陣取り、道行くヒトに「バルサン中です」と説明し続けたという。

話は変わって夕食の席で。

「お父さん、入院すんねん」
「なんでまた?」
「手術すんねん」
「何の病気?」
「放っておいたら命に関わる病気やねん」
脱腸やで」
「大腸ヘルニアって言う病気やねん」
脱腸やで」
「脱腸なんやろ?」
「うん…」

脱腸をなんとかカッコよく言おうとする努力は買っとく。

「あ、腸がでてら。押し込めな」

いつもいつもしまらない理由で入院してるな、うちの親父は。手で下腹の辺りをぐいぐいやってる親父を見て、ふと思った。

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  1. 2011/09/10(土) 20:20:00|
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ヒーロー

職場が入っているビルの共有喫煙室で、同僚のAさんが言った。

「最近ローカルヒーロー町おこし的な用途で生まれてくる地元密着型のヒーロー。流行っているらしい。に凝ってるんですよね。ヒーローと悪役の設定をいろいろ考えたりしてるんですけど。こんな感じで」

同僚のAさんから手渡されたA4紙にはローカルヒーローの名前やら設定やらがびっちり書き込まれていて、ひとつひとつの設定について事細かに説明してくれた。

まわりのヒトたちが引いていた。

僕も身を引きたかった。

以後、就業時間までローカールヒーローの話が続く。駅までの帰り道でも続く。

「中国のローカルヒーローなら簡単にアイデアが浮かぶんですけどねー。ヒーローは三蔵法師がらみのキャラで敵は仏敵の提婆達多ダイバダッタ◎△≪□§≠りかいふのうなたんご…。あ、提婆達多は西遊記だとラスボス扱いですけどレインボーマンだと主人公の師匠なんです。オープニングの歌にも出てきますよ。『いんどのやまおくで~』」

道行くヒトたちが引いていた。

歌わないで欲しかった。

僕の愛想笑いが苦笑いに変わりつつある頃、駅に着いた。ふたりして電車に乗り込む。このまま帰宅ラッシュの車内でもマニアックな会話を続けられたらどうしよう。

と思っていたら、電車に乗った途端Aさんは耳にイヤホンを挿してiPodで(ニコ動からダウンロードしたっぽい)動画を視始めた。ぉぃぃぃ。隣の同僚を置き去りにしてヒトリの世界に没頭していいのか。

頑張って愛想相づちを打っていた僕の立場は…。

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  1. 2011/09/07(水) 08:14:00|
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